続続々・どうでもよくないおはなし
自らの立つ場所を確保するための闘いは、常に美しいものだ。
わたしは人のために闘うと、平然とのたまうものからは腐臭がする!
人の行いのなかでは、自らを助けるということが一番尊いことであるということを、
あまりにも世間は見逃している。
自らを助く、このシンプルな原則が、あまりにも軽視されている。
人を助けることなど、くだらない。
他人を蹴落とせ、とか、他人を助けるな、と言っているわけではない。
自らを助く、自らを恃む。
一番立派な人は、こういう人だ。
人を助ける人は、自分で自分に対してYesということを言ってあげる強さがないから、
人を助ける自分に対して、人からYesといってほしいだけなのだ。
もちろん、人を助ける人は立派だ。偉人といわれるのはこういう人だ。
でも、わたしが一番尊く、立派だと思う人は、自らを助ける人なのだ。