あまりどうでもよくはないおはなし

自分で自分のことを冷たい人間だと思います。

人と比べてどうか、ということはわからないですが、

自分でも絶対的な冷たさの判断基準を持っているわけではないので

自分がどの程度冷たいのか、ということはわからないのですけれども・・・

大抵のことはスルーできる自信があります。

なぜ僕がこんなに冷たいのかと言えば、それは僕が一人ではないからでしょう。

いつもなんだかんだ言って人に囲まれているんです。町でも、街でも、職場でもそうです。

周りに人がいっぱいいるので、それで自分は何もしなくてもいいと、傍観者でいいと思ってしまっているんです。

でもそれは絶対違うんですよね。

そうやっていても、つつがなく生きていくことはできるんですよ。むしろそうしているほうがよりつつがない(日本語おかしくない?)ぐらいなんですけど、

でも、そうやって自分からは何のアクションも起こさない癖がついてしまったら悲惨ですよね。

せっかく生まれてきたのに、海遊館かどっかであの微妙にらせん状(?)になってる建物をボーっと降りていく人みたいに

ただただ周りの人の顔色をうかがったり、様子を見たりしているだけでウロウロ、オタオタしてるばっかりで終わるなんて

そんなのは絶対に避けないといけないんですよ。

こうやって、言葉ばっかり勇ましくってどんどん先に立って歩いていってしまって

途方にくれそうになることはあるのですけれども


                                         < 了 >