続・どうでもよくないおはなし
お久しぶりです。前回のエントリーからおよそ7カ月ぶりに新しい記事を書こうとしています。
最近ではまた漠然と人生の意味、生きる意味ということについて考えることが多くなりました。
そんなこと考えても答えが出るようなものでもないのですが、これが性分なので仕方がないのです。
かなり前の話ですが、(これいつぐらいかなぁ・・・たぶん春ぐらい?)わたしの上司とふたりで
夜中に営業車に乗って移動していたときに、わたしの上司がふっとかなり「深い」話をされたんですよね。
わたしはその上司のことを人間としても職人としても普通に尊敬していまして、
(ちなみにわたしの仕事はどちらかというとガテン系というか、現場系の仕事です)
めったにそういった「深い」話はされない方なのですが、その上司が人生というものをどういうふうに
理解しているか、ということを開陳してくださったんですよね。
あえてその話のディティールのところは省きますけれども、(言い換えればあまり覚えていないのですけれども)
わたしにとって衝撃だったのはその上司が人生というものは「苦しい」ものだというふうに考えていることだったんですよね。
これはかなりわたしの中でセンセーショナルな出来事でした。
まずはわたしはその上司がかなり全般的にオプティミストだと思っていたので、その上司からそういう言葉が出てくることがかなり衝撃でした。
かなり人生経験を積んでいて、なおかつオプティミストなことは間違いない上司からこういう話をきいて、
わたしは人生についてわたしが抱いていた感慨を思いがけず強力に裏付けられたような気がして、逆に少し落ち込みました。
人生とは、苦しみに満ちたものである。そしてこれだけはたぶん間違いがないことである。
死後の世界があるのかどうかも、死後の世界がどんなものかもわからない。
ただ、今生きているこの生が苦しみに満ちたものであることだけは間違いがない。
これがその日わたしがその上司から聞いたことの大体のまとめです。
こうして文章にしてしまえばあっけないですが・・・
それでは、われわれの生に生きる甲斐というものはないのでしょうか?とても悲しい気持ちになってしまいますね。
それでは、また後日、お目にかかります。